ありがたや国宝三体観月会
唐招提寺で月を見てきた
仲秋の名月の今日、観月讃仏会が行われ御影堂で献茶の儀式を参観。蝋燭2本の灯だけがゆらぐお堂で物音ひとつもせず黙々と進んでゆく。観衆が多いので式はよく見えないものの、一服目は和上に、二服目は月に捧げられたことは分かった。
やがて献茶が終わる7時頃東の空、松林の間から月が昇ってきてここかしこから歓声があがる。
真円に近い名月はこのあと、8年後にしか見られないらしいが、近視乱視に老眼が加わった眼にはどうみても真円に近いようには見えない。しかし、空気が澄んでいるせいかクリアによく見える。いつもの年ならこの頃は秋雨前線のせいでなかなかお目にかかれないことが多いが、今年は久しぶりに文字通り「名月」となった。
また、今夜は拝観料無料で、金堂の国宝三体も夜間に特別ご開帳。柔らかい照明に照らされた盧舎那仏さま、薬師如来さま、千手観音さんが外目にもくっきり見えた。
観月会、良かったでしょうね。場所がら厳かな感じでしょうか。
こちらでも素晴らしい月でした。東の方から大きく出て、丸くて、時間の経過とともに小さくなっていきました。これぞ中秋の名月という感じで、見入ってしまいました。
こころいくまでゆっくりと月を観る、いい時間です。
今日も快晴のようです。すっきりと十六夜の月もみられそうですね。
人が多くてよく見えなかったのですが、燭の光だけで黙々と行われる裏千家宗家による献茶は厳かそのものでした。
今宵の月も素晴らしいの一言に尽きますね。
唐招提寺での観月会とはやはり奈良ならではの催しですね。
まんまるい大きなお月さま素晴らしい夜でした。
源氏物語の朗読も今宵に合わせたかのごとくでした。
徳川園では早い時間から吟行やカメラマンの皆さんが良い場所を求めて賑わっておりました。
月見団子のプレゼントもあり私も行列に並びました。
月満ちていにしへ偲ぶ語りべは
奈良の夜の行事には、懐中電灯もしくはヘッドランプが必要です。最低限の光の中で行われるので月が昇ってくるのが見えたときの雰囲気は最高潮。