手放せないもの

木の葉髪色褪せるともこの帽子

昔から帽子が好きだ。

最近はもっぱらキャップだが、第一子が生まれた頃の写真をみるとハンチングをかぶっている。その後いくつ帽子を買い換えたかはよく覚えてはいないが、気に入ったものがあればどこへ行くにも同じ帽子をかぶり続けたものだ。
最近は娘が折に触れプレゼントしてくれるので自分で買うことはまずなくなったが、今のBrooksBrothers社のロゴが入ったものは色といい形といい、幾分日焼けし色褪せてきてもかえって勲章のような気がしてたいそう気に入っている。同じキャップでも野球帽のような頭がやたら大きく見える茸のような形をしたものは趣味ではない。

先日、吟行旅行で同じ電車で同席した同窓生も皆帽子党。おたがいに帽子が必需品であることを笑うのであった。全員の集合写真もあるので確認してみたら、やはりみな帽子をかぶっていた。
追)一人だけは無帽でした。

今度またプレゼントしてもらうならお洒落なパナマ帽もいいなと思うこの頃である。

“手放せないもの” への4件の返信

  1. 連れ合いも若い時期から帽子党です。
    その理由は言わずもがな・・・
    夏はてっぺんが暑く冬は寒いのだそうな。
    ですから海外へ出た時の土産は帽子と決めているがなぜか被ってるのを見たことがない・・・
    帽子ってデザイン 被り方によってすごくお洒落にもやぼったくもなりますね。
    帽子を粋に被っている男性って素敵ですよ。

    今日は亡き父の100ケ日法要と墓苑への納骨を済ませました。
    一区切りがついてホットしている所です。

    1. 今まで最高に粋だと感じたのは緒形拳さんでした。今から12,3年前ですから彼が亡くなるほんの数年前でしょうか。新横浜駅でほんの一瞬すれちがったのを垣間見ただけで、全身からオーラが。頭から下まで黒づくめで、とくに黒いソフト帽を目深にかぶった残像が今でも消えません。やっぱり、役者はちがうね。

      早いものですね、もう100ヶ日ですか。雨の中での法要も大変だったですね。

  2. 帽子は便利です。帽子に対して失礼かもしれませんが、急な外出の時などボサボサ頭や毛染め前の白髪をなんとなく隠してくれます。
    夏の暑い日の日除け、冬の寒い日の耳まで覆うニットなど、ありがたいです。
    でも実用本位だけでなく、おしゃれにも被ってみたいな・・・

    1. 吟行時の写真の帽子、素敵ですよ。帽子でといえばなんといってもA.ヘプバーンを思い出しますが、ぜひお洒落な帽子にチャレンジしてみてください。

      今気がついたのですが、ヘボン式のヘボンってきっとヘプバーンのことですよね。

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