どんぐりの袴ばかりが散りてゐし
団栗のはかま残してまろびけり
どんぐりの袴の池にとどかざる
団栗といえど袴の転がざる
櫟(くぬぎ)の実というのは丸い。
だから、「どんぐりころころ」坂を下るのは団栗の仲間のうちでも櫟なのである。昔から人間の生活のそばで育ち、食料や薪など広く活用されてきた。そんな親近感もあって団栗の歌が歌いつがれてきたんだろう。
写真は櫟の実とはかまあるいは帽子と呼ばれる「殻斗(かくと)」であるが、じつは櫟の木の下は王冠のような形をした殻斗ばかりで、実は一個も落ちていなかったのを丘の下から拾い集めて来たものである。
こんなに丸ければちょっとした斜面でもよく転がるわけだ、と妙に感心したのだった。
参考)うんちく
一口に「どんぐり」と言っても形は色々ですね。
まんまるっこいものから細長いもの、ちっちゃいのから大ぶりのものなど・・・・
木の種類によって違うのでしょうね。
我が家の玄関にはマテバシイの実が鎮座しています。
よく見るのは砲弾型のものですね。カシの仲間のようです。
マテバシイの実は長い砲弾型ですね。食べに来る小動物とか鳥はいませんか?
今どこへ行っても団栗だらけですね。カミさんが小学生への読み聞かせの時見せるんだと言って団栗拾い手伝わされます。大きいのやら小さいのやらまだ青いのやら袴付きのやら小枝までついたものやら。豊穣の秋を感じます。
奥さんは地域の中でいい活動をされてますね。
このブログによくコメントを寄せてくれるMasaru君のように、実生で芽を出すとかすれば子供たちも喜ぶかもしれません。
北杜市の別荘の庭に移植した団栗の苗はその後無事に育っており、どこまで成長するか楽しみです。
全部で4本植えましたが、その中に丸くて比較的大きな団栗があったので、檪も入っていると思うよ。
大小、形の異なる種類で、黄葉の楽しめる落葉樹を中心に選んだので大丈夫と思うけどね。
3人の孫の成長と団栗の木の成長を比べるのも楽しみかもね。
団栗の背比べとは言うけれど、その子が大きくなった木となるまで楽しみですね。長生きしなくちゃ。