縁日の鳥

あれがそれ御籤引くてふ山雀よ

野鳥が楽しめるシーズンになったと思う。

例によって馬見丘陵を歩いていると、小鳥たちの群れがいる。よく見ていると、おおかたはエナガらしいが、ときどき「ぎぃーぎぃー」と鳴くのがいるのでコゲラだろう。すると、雌雄だろうか、二羽だけが色鮮やかなのがいる。雀よりはいくぶん大きいだろうか。気になったので行方を追うと、やはり群れを双眼鏡で観察している人がいた。
雑談のなかでさっき色のきれいなのが居なかったかと問うと、「ああ、あれね、山雀だね」と名前を教えてくれた。

山雀と言えば、昔は縁日などでお神籤をひく芸をみせていたと聞くが、今となっては見る機会に恵まれなかったのが悔やまれる。

“縁日の鳥” への4件の返信

  1. 昔、野鳥の捕獲が禁止でなかった頃に鳥好きの叔父がメジロや山雀を大事に育てていました。
    恐らくとりもちか何かで捕獲したのだと思います。
    練り餌をつくって餌を与えているのをよく見かけました。
    今では考えられないですね。

    良い季節になりました。又散歩で緑地公園まで探鳥に出かけたいです

    1. 昔メジロを飼っていたことがありました。当時、子供たちの間でメジロを飼うのがブームでだれかにもらったのだと思います。年に一回メジロコンテストがあってあえなく予選一回戦で脱落したことを思い出しました。
      鳥もちでもっと鳴く奴をとよく山に入ったものです。というより家のすぐ裏がメジロ山でしたから。
      小鳥たちをみていると気分が和みます。ぜひ体力回復に向けて楽しんでください。

  2. 野鳥観察は面白い、ハマります。だんだん見分けがつくようになるのが楽しみです。今朝はモズが一番目立ちキジもカワセミもいました。しばらく見えずもう帰ったとばかり思ってたツバメがまだいて驚きました。チョウもトンボもまだ元気に飛んでいます。

    1. キジが間近に見られるなんてなんて環境でしょう。カワセミはこの時期から来春にかけて、今年生まれた子が自分のテリトリーを確保しようとあちこちでバトルを繰り広げます。
      鳥は日照時間で季節をみてとってるという話なので、帰燕までにはまだ時間があるのでしょうかね。いずれにしても、鴨もそうですが気がついたらもう居なくなってたという感じがするものです。
      渡りと言えば、そろそろコガモが飛来する時期、11月頃にはマガモもやってきます。南へ急ぐ足柄峠の鷹の渡りも、そろそろ終盤の時期でしょうか。

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