投稿日: 2014年10月9日2014年10月10日 カテゴリ:秋 季語:秋の川秋出水 秋の川裏葉柳に濁りゐる 秋出水のあとのささ濁りだといっても吉野川の水色は美しい。 澄んだときならきっとエメラルドグリーンに近いものなんだろうと想像するにかたくない色である。裏葉柳色と言うのだろうか、やや白く濁った草色、それが柳の葉裏の色だというのである。雨後の宮滝のたぎりがそういう色であった。 あと数日もすればまたもとの清流の色に回帰するのだろう。 共有:シェアTweet 関連
裏葉柳,何となく色目の想像はつきます。 日本の伝統色でしょうか? 源氏物語にも色の名前はよく出てきましたが裏葉柳はなかったように思います。 思えば古典の色の呼び名も優雅なものですね。 なかなか名前と色目が結びつかないのですが覚えたいものの一つです。 返信
裏葉柳,何となく色目の想像はつきます。
日本の伝統色でしょうか?
源氏物語にも色の名前はよく出てきましたが裏葉柳はなかったように思います。
思えば古典の色の呼び名も優雅なものですね。
なかなか名前と色目が結びつかないのですが覚えたいものの一つです。
浅葱となればもう少し青みがかってしまうのでちょっと違うかなと思ったので調べてみました。古代からの呼び名かどうか自信はないのですが。白濁したエメラルドグリーン、そんな感じでした。
「裏葉柳」色なんてのもあるんですね。すごい。
源氏では「藤裏葉」が出て来ますがこれは色でなく藤の葉っぱの新しいところの意味だと思ってます。(余り詳しいこと分かりませんが)。
古代よりあるものでなく、江戸時代に流行した色の名のようです。
日本人というのは微妙な色の使い分けをするものですね。