若き移住者

不揃いにして痩せたるが稲架にあり

若い人が山村に永住を決めた。

初めての収穫だが、鹿やイノシシに蹂躙された晩稲の棚田はみるだに哀れ。残った稲を干す稲架もサイズがばらばらでみるからに素人のものと分かる。
ただ、本人たちはいたって楽観的で、来年はしっかり猪垣対策しなきゃと言いつつの収穫作業を楽しんでいるようだった。

“若き移住者” への2件の返信

  1. 今ではすっかり稲架かけの光景は見られなくなりました。
    昔は稲を刈りとった後の田んぼの風物詩でした。
    珍しい物を見ることができましたね。

    1. 棚田のおおかたはとっくに収穫が終わっているのに、不慣れな若夫婦がいかにものんびりと時間をかけて稲を刈っています。周りの田はどこも干されてないのに、ここだけ網掛けして天日で干そうと言うんでしょうね。それもまたよき哉。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください