晩鐘は鳴ったか

夫の刈るそばから落穂拾ひゆく

夫が鎌で稲刈りをしている。

最近はほとんどが機械刈りで、穂ごとすくい上げてしまうせいか落ち穂拾いという光景はとんと見かけなくなったように思う。やはり手刈りとなると落ち穂も多いのだろうか。夫がまだ稲刈りに余念がないあいだ、妻はせっせとこぼれた穂を拾い集めている。
これ以上は獣たちの好きにはさせないぞとでも言うように。

“晩鐘は鳴ったか” への4件の返信

  1. 台風後の倒れた稲を心配しましたが最近の稲刈り機は倒れた稲でさえも上手く掬いあげて難なく刈り取っていくそうですね。
    進化したものです。
    この句はミレーの世界を連想させるような絵画風の趣があります。

    1. 時代のスピードとは無関係に自分たちのペースで一日を終えるというのは珍しく思いました。作業が終わった後の満足感も深いものがあるようです。

  2. 先週金曜日から昨日日曜日まで2泊3日で別荘に出かけ、畑仕事と紅葉狩りに行ってきました。
    北杜市の田は稲刈がすっかり終わり、稲架を組んで天日干しをしたり、稲藁を束ね三角帽子状に組んで田に並べて干してあったり、早いところは耕運機で耕す光景もみられました。
    中には藁屑を燃やしているのか白い煙がたなびいているなど、何とものどかな風景でしたね。
    土曜日と日曜日は清里周辺でイベントが開催され車や人が普段より多かったですね。
    特にに日曜日は清泉寮をスタート地点としたロードレースが行われ、八ヶ岳の山麓を走る結構きついレースだけれど、大勢の参加者が秋の風景を楽しみながら疾走してましたね。
    上空には朝からヘリコプターが飛び、レースの様子を中継(?)している様子でした。
    貴方も自転車好きでよく湘南方面まで出かけていたけど、最近は話題に上らなくなったね。
    もう自転車はやめたのかな?

    1. 止めたつもりはないけれど、たしかに最近は乗ってないですね。これからが本格シーズンなので再開したいとは思うのですけど。

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