野を歩く

ことごとに言問ひ歩く千草路

秋野の句である。

初めて見る草、花、草、花、草。
一歩進んでは「これは何と言うの?」とお互いに尋ね合うのでなかなか前へ進まない。
気がついてみると、ズボンの裾、靴紐もひっつき虫でいっぱいである。

“野を歩く” への8件の返信

  1. これ何?これは?まったく幼児のような私です。
    数日前のお天気の日、連れ合いが手に余るほどの草花を抱えてきました。
    河原で採ってきたとの事、多分あれは野菊、調べてみたらその通り。
    その種類の多さに驚きです。
    さっそく玄関前の大きな常滑の瓶に投げ入れ。
    けっこう様になっています。今日は雨に打たれてうなだれていますが・・・

    ところで我が家の石楠花に異変が起きました。
    ピンクの蕾を三つほど見つけました。今頃いったいどうしたことかしら?

    1. お宅でもそうですか。今年長谷寺の苗市で買ってきた石楠花が9月に狂い咲き。今また一輪開きそうです。
      風雅なご主人ですね。玄関が秋野に生まれ変わりましたね。

  2. 初めて聞く言葉なので ”ひっつき虫” (?)とは何ぞやと調べてみたら、草花の種の総称なんだね。
    うまい表現で、名前をつけたものだね。
    確かにズボンの裾にいっぱいくっついたりして子供のころ難渋した記憶があります。
    人間や動物等にくっついて草花があちこちに拡散する理由がわかりますね。

    1. 今当地では、外来の「盗っ人ハギ」という強力なひっつき虫の仲間が猛威を振るってます。花は可愛いんですけどね。野原の植物相も随分変化しました。オナモミといって投げ合って遊んだひっつき虫君が懐かしいです。

  3. 伊勢ではくっつくことをひっつくと言いますよね。
    これってもしかしたら方言かもね。
    幼いころ母にくっついてばかりいてそんなにひっつかんといてと言われたもので懐かしい言葉の一つでもあります。

    先ほどEテレの日曜美術館で正倉院展を見ました。
    「鳥毛立女屏風」をはじめとする天平の至宝に魅了されました。
    ペルシャ製のガラス器も素晴らしいものでしたがやはり現地に行かないとなかなか生の空気感は伝わらないですね。

    1. 「ひっつく」は方言かもしれませんね。でも「ひっつき虫」はWikiにもあるように今では全国区。歳時記の影響もあるのかもね。
      正倉院展の時期は鹿の毛艶が一番美しい季節です。あの臭いも驚くくらいしないし、繁殖期を迎えて牡鹿のたてがみも見事ですよ。

  4. また、暖かくなりました。草野も元気づいてます。チョウもトンボも出て来ました。テントウムシも大発生。つつじの狂い咲きも見られるし、生物は温度に敏感ですねぇ。

    1. これも晩秋に向けての踊り場でしょうね。そう言えば11月は平年より高めと言ってました。
      次に冷えるといよいよ秋が深まるんでしょう。

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