夏を惜しむ

蜩や日に三本のバスダイヤ
終バスの出でて蜩募り来る

奥深い山里の終バスが出ると間もなく日暮れがやってくる。

蜩の声の他は何も聞こえない山村の夕暮れ。夏休みも終わろうかという時期ならばこそ余計に夏を惜しむ気持ちは強くなる。

“夏を惜しむ” への4件の返信

  1. 哀調を帯びた蜩の鳴き声を聞かなくなって久しい。
    子どもの頃は川辺で、お寺の境内でよく聞いていたものなのに。
    今聞いたらどんな感慨を催すのだろう・・・

    夕べは大分降ったようで今朝の気温は今までに一番低いようだ。
    名残りの夏を楽しもう!!

    1. 山間地の蜩は、山峡にひびきわたってさらに趣の深いものがあります。まさに夏のフィナーレを告げる声ですね。

      今日は桑名ですごい雨があったとか。そちらはいかがでしたか。

  2. 8月はやはり蝉の声ですね。朝夕は蜩、昼間はツクツクボウシ。そして草むらでは虫の声が賑やかになってきました。

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