頭を抑えられる

或る年の家族の記憶天の川

天の川を間近に感じた日って何時のことだったろうか。

星が降るとは言うけれど、吸い込まれそうな星空というのもある。
ある夏休みに、信州の高原へ家族旅行したときの夜もそんな星空だった。
空を埋めるようなおびただしい数の、大小すべての星がまたたくようで、星座の形すらイメージできないほど星が密集している。
その中でも、天の川は覆いかぶさるように頭上にまとわりついて、まるで抑えつけられるような感覚の記憶が鮮明だ。

その後、何十年かたって同級生と信州の温泉でみた天の川は微かな雲がかかっているように見えて、まったく別物という感じがした。

“頭を抑えられる” への4件の返信

  1. 今日から信州へ行くはずが車の修理(お盆前に事故に遭った)が間にあわなかった。
    明日早朝から信州へ向かう。

    何年か前に穂高に登った帰り上高地の徳沢園に宿泊した。
    夜中に友人がすごい天の川だよと起こしてくれた。
    見たこともない天の川が横たわっていた。
    もう一度あの空を眺めてみたい。

    今回は南信州なので無理かもしれないが都会とは比べものにならないだろう。
    満天の星に期待したい・・・

    1. 最近は光公害(?)のために星空を仰ぐというのはたいそう贅沢なものになりました。
      信州ではぜひ満点の星空が見えるといいですね。

  2. 夏の夜空は雲がかかっていることが多いしなかなか星が見れません。夏の大三角形を見てきなさいという宿題を果たすのに一週間近くもかかりました。それとご指摘どおり最近は街灯も明るいLEDになったので余計見にくくなっています。満天の星、憧れです。

    1. 当地も周りが山とは言え、やはり盆地内では星の観察は適いません。南の山中に入ればいいんでしょうけど。
      20日が旧暦7月7日でしたね。大三角形の彦星、織姫もこの時期ならチャンスが増えるのでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください