国原は初瀬や當麻の曼珠沙華
今日は榛原の定例句会。
桜井市の初瀬街道は左右に目移りするほどの曼珠沙華。隠国の棚田はさぞかしといよいよ期待が高まったが、案に反してほとんど見られない。
この棚田の曼珠沙華というのは、段々があることによって畦に沿って斜面ができるのがミソで、とくに棚田を下から見上げるときが一段ときれいにみえるのである。
飛鳥の稲淵のような棚田というほどのことはないにしろ、二上山、あるいは葛城山から盆地中央にかけてはなだらかな斜面が続くので、當麻のあたりも曼珠沙華の知られざる名所、あるいは見どころだと思う。
盆地の稲刈りは遅いので、田はまだ完全な黄金色ではないので、黄緑のなかに赤く帯をしめたような景色のコントラストは何とも言えない風情がある。
「暑さ寒さも彼岸まで」を実感する朝晩である。
彼岸の明けにまだ間に合う。
これからR19号沿いにある連れ合いの先祖の墓参り。
随分ご無沙汰で先ずは掃除から始めねば・・・
三重にはせっせと通うのに岐阜方面にはついつい足が向かない。
その足で中央道に出て信州へ。
いっぱい秋を見つけてきます。
R19というのは旧中山道を含む名古屋~長野を結ぶ国道なんですね。
遅ればせながら、表紙を「蕎麦の花」に替えました。
信州でも紅い蕎麦の花をお楽しみください。