柔らかく受け止めて

一面の苔をしとねの木の実かな

苔の庭には紅葉の枝先だの、木の実だのが落ちている。

どれも、苔の柔らかいクッションに受け止められて留まるかのようだ。
言ってみれば、苔が褥となって、小さな木の実だったら埋まってしまいそうである。
現に、椎の仲間なのか、今年芽吹いたとみえる苗が所々に育っている。

“柔らかく受け止めて” への6件の返信

  1. 苔好きの連れ合いは庭の一角を苔庭園と称してシダ類を植えています。
    苔は田舎の空家の塀や屋根に乗っかっているのをシャベルでこそげ取って移植しています。
    苔にも根があるのかどうかよく判りませんが今のところ根付いているようです。
    苔の褥、いい言葉ですね~。

    1. 今日の吟行では、今年芽吹いたと思われる万両の苗が、苔の庭のあちこちに育っていました。こうなると鳥が運んできたものでしょうね、きっと。苔は団栗もうまく受け止めて春までの褥になりそうです。

  2. コケ植物、シダ植物と同様、花や種子を作らず胞子で増える植物。葉緑体を持ち光合成を行う(日影でもいいが暗闇では育たない)。シダ植物は根から茎を通して水や養分を葉に運ぶがコケ植物は葉から直接吸収する。
     →以上 小学生向き植物図鑑から。地味な植物ですね。

    1. 理科、苦手でした。なるほど胞子ね、茸類がそうですね。
      同じ胞子でもシダ類には根や茎、葉、があるのに苔には根が無い。
      よく解りました。
      PCの前の窓辺に苔玉が二つ(シクラメンと千両か万両のどちらか?)並んでいます。
      毎晩表面に水遣りをする連れ合い、水をこばさないかハラハラです。

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