大展望

三山を浮かべ大和の棚霞

今日は大神神社界隈の吟行。

朝は久しぶりに零度を割る寒さ。まさに「冴返る」がふさわしい日和かと思われた。
たしかに、その通りに気温もあまり上がらず二の鳥居をくぐって鬱蒼とした参道に入ると余寒が厳しい。
ただ、境内をぬけて国見の丘にのぼる頃にはいい具合に体も温まり、馬酔木の鈴、笹鳴きに初音や囀り、紅白の梅、犬ふぐり、至る所に句材だらけ。展望台に立つと今度は大和平野の大展望。金剛・葛城の裾は遠霞で稜線だけが浮いて見える。二上などは辛うじて双峰が望めるほどに霞だっている。手前の大和三山もぼんやり浮かんでいるように見える。

“大展望” への5件の返信

  1. 国見の丘から眺める霞の上の大和三山、想像はできますが、行って実景を見たいですね。
    キヨノリさんから借りた里中満智子の「天上の虹」を一気読みしているところなので、よけい興味が湧いてきます。仲間で順々に回し読みしている状況です。
    奈良時代を知るのにとても適した漫画です。(普段私は全く漫画を見ないのですが、これには感心しました)

    1. 丘と言えばもう一つ。甘樫丘です。蘇我宗家になった気分で飛鳥宮、大和三山、藤原京、金剛・葛城・二上、遠くは生駒。なかなかの眺めですよ。

  2. 昨日はホント桃の節句なのに冴え返ってましたね。
    どこへ行っても吟行になる。いいですねぇ。それだけ展望が開けると見所がいっぱいあって何度行っても行く度に発見があるのでしょうね。

    1. あらためて3月に入ると句材がぐ〜んと増えるのを実感します。実際に使えるもので考えると2月の2倍以上あるんじゃないかという気がするほど。この時期はどんどん外へ出て行って、どんどん句を作りましょう。

  3. 気の早い話ですが「百人一首」終了後の旅はほだかさんの案内で是非とも大和の国を訪れたいものですね。

    今からお習字行ってきます。日射しは明るいですが風が強いです。

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