初夏の景

田の水にしきり散りゆく山桜

棚田に浮かぶ桜の景色は美しい。

三多気では、水面に映える桜を楽しんでもらおうと一部の田に水を張ってある。
二分三分咲きが多いなかで、なかには散りかけているものもあって、それが水田に浮かぶ花筏となっているものがあった。
流れゆくものではないので、正しくは花筏ではないのだが、水田に浮かぶ花片というのは珍しくてしばらく眺めた。
畦もいまどき見事に塗られて、そこをみるだけではもう初夏の絵になっている。

“初夏の景” への2件の返信

  1. 今日は初夏を通り越して夏日。
    堤防の桜もほぼ咲き切り落花盛んである。
    斜面から落ちた花びらで側溝が埋め尽くされている。
    街路樹のハナミズキの葉が瑞瑞しい。

    珍しく半月ぶりに映画館へ。
    半分以上観てから以前に観た作品だと気づいた。
    イタリア映画『ライフ・イズ・ビューティフル』
    陽気なイタリア映画だとばかり思っていたら途中から暗転、ここでハタと気づく。
    第二次世界大戦、ユダヤ人に対する迫害による強制収容。
    命をかけて我が子を守った父親の贈りもの。
    記憶の衰えとあの感動を簡単に忘れてしまう自身に衝撃を受ける。

    来月公開される奈良を舞台にした作品、河瀬直美監督の「光」
    光をテーマにしたフォトコンテストが募集されます。
    詳しくは hikari-movie.comをご覧ください。

    1. たしかに初夏の日差しでした。紫外線が強烈で短時間で灼けてしまいます。

      記憶というのはいい加減なものですね。ところが、嫌なことは忘れてくれるし、後を引かないのが宜しい。忘れたようでも、細胞のどこかに記憶されていて、何かのきっかけで思い出すそうです。「惹起」させる何かがヒットしたとき思い出すんでしょうね。

      光フォトコンテストはtwitterで応募するようですから、余り難しく考えないで、スマホで撮ったやつでもいいみたいですね。チャレンジを!

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