建売の軒という軒つばくらめ
鎌使ふ背に聞こゆるつばくらめ
どうやら、雛が孵ったらしい。
親鳥が巣の近くに来ると、いちだんと賑やかな声が聞こえてくる。今が燕のベビーブーム第一波らしい。あと、一二度繰り返しては初秋に帰ってゆくのだろう。
そう言えば、今朝隣の空き地に雲雀の番が遊んでいた。何日か前に、雲雀たちがよく降りる、数軒離れた畑にシャベルカーが入って工事が始まったので、もういなくなるのかとがっかりしていたので嬉しい光景だ。もともと住宅街の真ん中に雲雀が出没すること自体無理があるので、いずれ頭の上で揚げひばりの声を聞くことは望めないとは思うが。
もう雛がかえりましたか。
この辺で巣をかけている家は見かけません。
去年初めてお習字の先生宅に巣作りをして雛がかえり巣立ったと聞きました。
一度巣を作ると毎年来ると言う事ですから今度のお稽古日には是非、聞いてみなくっちゃね。
烏とか天敵の心配がなければ、また巣をかけてくれるでしょう。
8月に入ると平城京では燕の塒入りが見られるということですので、一度は見てみたいものと思います。これは南に帰るための集合地点になっているからだそうです。9月下旬頃まで続くとか。