いつかリターン

行春の乗らぬバイクを診たりけり

素晴らしいマフラー音。

お向かいさんから大型バイクが引き出されて、今日もエンジンを回しているようだ。
子供さんが小さいうちは乗らないと決めたかのように、ただ調子を見るだけに終始すること月に一二度ほどあろうか。
このように、多くのライダーにとってツーリングというのは子供さんから手が離れるまでは我慢を強いられるのが普通だ。
50才くらいになってから再びハンドルを持つのを「リターンライダー」と呼んで、大型バイクの需要はそこそこあるようだ。

“いつかリターン” への4件の返信

  1. サービスエリアで時々中年のおじさんが集団でカッコいいハーレーに乗っているのを見かけます。
    あのおじさんたちはどういう人なんだろう?
    お金持ちのマニアが派手な服装でスカーフをなびかせて徒党を組んでちょっと異様に感じますがこのおじさんたちも「リターンライダー」?
    それに群がる見物人もいたりして・・・

  2. ハーレー軍団にはリターン組は少ないでしょう。若い頃からハーレー一本というひとたちが多く、こだわりは相当なもの。お金もそれなりにかけているようです。

  3. リターンライダーですか。けっこうじゃないですか。何にせよ余裕ができてきた時に昔好きだったことをやるってのが一番だと思っています。

    散歩途中の田舎道にバイクの廃車やらガラクタの集積地みたいな所があり、常連が集まって部品を外したり調整したりしています。マニア向けに商売になるんですかねえ。

    1. 家庭サービスから多少解放されて自分だけの楽しみ。許されるでしょうね。
      バイクというのは、乗ることもさることながら、いろいろカスタムしたり、手入れだって自らやるのを楽しむようです。
      機構がシンプルだから、手入れさえしてやれば何十年も昔のものだって現役で動きます。メーカーの補修部品が切れれば、ものとしては動かなくても、「部品取り」として売られているバイクから部品を調達するわけです。
      インターネットオークションでも、古くて動かないカメラなどが、部品取り用として出品されるケースが多くあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください