季語の流用

蒲公英や化して黄蝶の危うき哉

最初は蒲公英に蝶がとまってるのに気づかなかった。

近くまで来たとき、弱々しく翅を上下させて蝶が逃げたので分かったのだった。
まるで蒲公英がそのまま蝶になったような幻想的な光景だった。

本来「菜の花化して蝶となる」が季語とされるが、このような流用は許されるだろうか。

“季語の流用” への2件の返信

  1. いつも自然観察をかかさず、いい暮らしをされてますねぇ。

    「菜の花化して蝶となる」が季語なんですって!? 誰がいつ決めたんでしょうね。
    季語ってのはその一言で季節感を表す価値あるものだと思ってましたけど、こんなのが季語だと言われると混乱してしまいます。いい加減なもんですね。ボクには邪道としか思えませんが。。

    でも我らクラスの句会にとっては便利かもね。七・五が季語なんで上五だけつければいいですもんね。

     ~♪あなたに抱かれて私は蝶になる (「白い蝶のサンバ」森山加代子)はこれをもじったものなんだろうか??

    1. この上五だけつければいいってのが曲者なんだよね。言ってみれば勝負の言葉が一つしか使えないのですこぶる難しい。
      作詞家は俳句にも造詣が深かったようですね(笑)
      夏には「百合化して蝶となる」だって。。。。
      秋は、、、あるのかなあ。

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