大和川越しにどこでも末黒山
目の端に末黒山ある大和かな
若草山は盆地中央から見ると小さな山に過ぎない。
ただ、中腹が黒く焦げた様子はどこからでもよく見える。
盆地中央は視界を遮るような高いものはなく四方に青垣を望めるが、大和川に向かって盆地全体が流れ来むように傾斜しているせいか、小さな山であっても遠くからよく見える。
逆に、盆地東縁、南縁、北縁側からみると西の生駒、信貴山などは随分低く見え、とても800メートルはあるように思えないのが不思議である。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
大和川越しにどこでも末黒山
目の端に末黒山ある大和かな
若草山は盆地中央から見ると小さな山に過ぎない。
ただ、中腹が黒く焦げた様子はどこからでもよく見える。
盆地中央は視界を遮るような高いものはなく四方に青垣を望めるが、大和川に向かって盆地全体が流れ来むように傾斜しているせいか、小さな山であっても遠くからよく見える。
逆に、盆地東縁、南縁、北縁側からみると西の生駒、信貴山などは随分低く見え、とても800メートルはあるように思えないのが不思議である。
小生も末黒野の連想で、末黒山という季語なるものを使って一句つくりました。
移ろいの彩のめでたき末黒山
当地静岡県伊東市には、国の天然記念物の大室山があります。2月はじめに山焼きが行われ、山は黒変した後に、緑の新緑から夏のススキ、秋のススキへと色変わりして来ます。この情景を思い、したためました。実際に貴殿の句に接して嬉しく思いました。
名物の大室山でも山焼きがあるんですね。
芒野なら勢いよく燃えて、一夜で一変する光景は俳句をやる人間には大きな魅力に違いありません。
私も散歩の途中いつも遠くに目にするのですが、なかなかうまく詠めなくて、今回思い切って詠んでみました。
場所は違えど、おたがいいい句を目指しましょう。