池のべに羽毛漂ふ蘆の角
水鳥が半分ほど帰って静かな池の面がかすかにゆれている。
まだ残っている鴨がひく水脈が細波となって水際まで寄せているのだ。
そこには紛れもなく芦の芽が水面から顔を出していた。細波に洗われていまにも沈みそうであるが、それにも耐えてしっかりとした芽だ。その尖った芽は角芽というのに相応しい。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
池のべに羽毛漂ふ蘆の角
水鳥が半分ほど帰って静かな池の面がかすかにゆれている。
まだ残っている鴨がひく水脈が細波となって水際まで寄せているのだ。
そこには紛れもなく芦の芽が水面から顔を出していた。細波に洗われていまにも沈みそうであるが、それにも耐えてしっかりとした芽だ。その尖った芽は角芽というのに相応しい。
今日など気温が19度近くもあり春本番。
気がつけば庭の片隅のネコヤナギはすでにほうけていた。
蘆の芽も成長するはずです。
連れ合いは熱があるかもと言うがそれは部屋を閉め切って気温上昇のせいであった。
花粉本番とも重なって外へ出るにはちょっとした勇気がいります。家の中でも充満しているらしくティッシュが手放せません。
今日の吟行は中止となったので、お水取見物にでも行きたいのですが躊躇してしまいます。