疫病の退散唱ふお中日
「内献」という言葉を初めて知った。
檀家の参列もなく、お寺のうちうちで行う法会のことだと。
菩提寺から葉書でそのような通知があって、日常生活のあらゆる面で何から何まで新コロナウィルスに振り回されている。
今年はどこのお寺でも願文に「新コロナウィルス退散」を唱えたに違いない。
このウィルス騒ぎ、感染経路が不明なものがあるようで、一二週間と言われた山はとうに過ぎて、いずれ爆発的な感染にならないか気がかりである。
というのも、一定の条件を満たしたものしか検査してないので、実際の感染者数はこんなものではないはずなのが一層不安感をかきたてる。
街への外出を避けていたのだが、明日はどうしても都会に出ざるを得ない用事があって、オーバーな話だが決死の覚悟をもって突撃するしかない。
地域のお墓とは別に両親、私たち夫婦が買い求めた墓地公園では彼岸やお盆には合同法要が催される。
今回は新型コロナウイルスの自粛要請で合同法要は中止された。
しかし墓参と個人的な各自の焼香は自由に参加することができたので併せてウイルスの終息を祈るとともに健康祈願のお彼岸であった。
長引く現況から私は下手に恐れず普段通りの生活に切り替えました。
自粛要請されたものには従っていますが門が開いているところへは極力参加、日常を維持しています。
ただ他人様に迷惑をかけないように一歩外へ出る時はマスクを着用、手洗いうがいの励行、消毒液は利用しています。
わが家は基本、室内となる場所には行きません。買い物はもちろん別ですが。
電車は避ける。車か徒歩。相変わらず消毒用アルコールなどは手に入らず手持ちの分で保ちこたえてます。マスクはもともと花粉症用に買ってあるので、在庫は何とか。
そろそろ米はじめ貯蔵できる食品一か月分くらいを備えようと話し合ってます。たとえ空振りでもあれば安心できる。