あれから八年

春泥に砂山盛りて地鎮祭

深夜に突然の突風の音で目が覚めた。

今日の日中も風が強かったが、そのわりには気温が高くて過ごしやすい日となり地鎮祭にも最高の日和。
こんなときだが、工事の安全、建築の無事完工を祈念する神事をやめるわけにはいかなかったのだろう。
粘土質の更地だからあちこちに水溜まりができていて、それらを砂で均して小さな結界が張られている。
わが家を建てたときも同じようにぬかるみの上で畏まっていた思い出ももう八年も前のことになる。

“あれから八年” への2件の返信

  1. 私も田舎のボロ家で深夜目が覚めました。
    庇のポリ屋根の留め具がはずれポリもほとんどが破損している、それが強風にあおられて一晩中激しく音を立てて眠れない。

    地鎮祭はおめでたい行事ですがすでに田舎の古屋は廃屋同然、もう時間の問題かもしれない。
    おそらく私が生まれる前からあったのですでに100年近いはずである。

    1. そういう歴史をもった家がやがて後の人の負担となる例が増えてます。場合によっては放置されたまま朽ちてゆく様子を、この地方ではいやというほど見ています。家のみならず、田畑や、地区丸ごとといった風に。

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