踏青や両岸まろむ竜田川
平群谷が生き生きとしてきた。
山は笑い、野は青み、水は煌めきを増す。
谷を流れる竜田川の川幅は10メートル足らず。その両岸が萌えだして緑の絨毯を掛けたようだ。
名こそ竜田川だが、実態は平群川。竜田川というのはもともと大和川の奈良と難波を結ぶあたりのことをさす。平城京と難波京を結ぶ難所ながら往来多いところゆえ歌枕となったわけだ。
朝こそ冷えたが昼間は暖か。今日あたり独り吟行で山辺の道あたり行きたいところだが、歯科の予約があって断念。
生まれて初めて歯石というものを取ってもらうためだが、70年貯め込んだやつはしつこくてこれから何回通わなければいけないのか、見当もつかない。歯には自信があったのだが、虫歯はぼろぼろ、歯石はびっしり、歯周病始まってるよと言われてショックから抜け出せず脱力状態である。
歯には自身があり一度も歯医者へ行ったことがないと自慢していた友人がいたので70歳過ぎたら何はともあれ一度歯科医院に行くことを勧めた。
歯間ブラシやフロスの使用を勧められたそうで行って良かったと・・・
最も身近な連れ合いも自信過剰で一度も歯医者へ行かなかったのが災いして今や部分入れ歯になってしまった。
とにかく早期発見に越したことはない。
私も今週金曜日は月一度の歯医者の予約日である。
歯医者へ行くのは憂鬱だけど磨き残しがないと褒められれば大人でもうれしいし何より歯石を除去しブラッシングしたクリーニング後の爽快感は特別です。
今日は総合病院へ三カ月ごとの診察に、血圧とコレステロールの薬をもらってきた。
三カ月前とは雰囲気ががらりと変わっており新型コロナウイルスの特別な相談受付窓口が開かれていた。
診察室のドアには予約患者しか受け付けない旨の貼り紙があった。
医師からも細心の注意を払うよう注意を受けた。
ウイルス騒動でも自然界はそんな影響も受けず春本番、桜もちゃんと咲き始めたし堤防の桜の咲き具合でも観に行こう!!
いよいよ東京でもオーバー何とかという兆候がでたようで、今のうちに外出を楽しまなきゃね。
これから病床を増やすとか言われても、とても間に合いません。自分は自分で守らなきゃ。