永き日のチャンネルどこも同じ絵を
食傷気味である。
話に心がこらず、そもそも嘘の固まりのような誠実の欠片もない人柄ときては、何を言っても空ろにしか響かない。
そのうえ、官僚の書いた格調も何もあったもんじゃない文言の羅列を数打ちゃ当たるとばかり、たった3分で足りる話を延々とその10倍の30分も原稿読んで、朝令暮改の所行をとくと見せつけられてドヤ顔されてはたまらない。
その日に食うもの、寝る場所さえ途方に暮れる人が巷にあふれているのに、百年の一度の危機を前にこの緊張感のなさはどうだ。
かくして、ただでさえコロナ疲れでフラストレーションがたまる一方なのに、為政者の無能をこれだけあからさまに見せつけられては、このブログも穏やかに済ませていられなくなってきたようだ。
テレビはどこのチャンネルも似たり寄ったりで全く食傷気味。
コメンテーターも同じような人があちこちの局に出没、もう聞きたくもない。
こんな時、図書館の予約本だけでも受け取れれば有難いのにそれさえもいつの間にやら中止になってしまった。
そんな中、所属するASC(愛知シルバーカレッジ)から会報が届いた。
年二回、会員の原稿や作品を元に会報担当者が編集する小冊子で内容がとても充実している。
当初100名いたメンバーも8年目の現在は38名に減少した。
いつまで続けられるかは心もとない現状ではあるが役員の尽力とメンバーの精力的な活動で何とか持ちこたえている。
日がな一日カラフルに印刷された会報を隅から隅まで楽しんだ。
皆さんの発信された作品を集めた冊子、抱きしめたくなるような思いで読んでおられるのでしょう。お気持ちはよく分かります。
私も毎月結社の俳誌に活字となって掲載される我が句を愛しい思いで読んでおります。
文化はカルチャー、語源はcultivateです。自分を耕すことが文化なんですよね。今だからこそ、妄言に惑わされないよう気をつけたいものです。