重複

惜春の没の句稿を捨てにけり

とにかく外へは最小限の用事でしか出かけないので、ひたすら身辺の些末を詠むしかない毎日である。

今日の句であるが、私にとって句帖というのは主に吟行のときに用いるだけなのでここ数ヶ月ページがなかなか進まない。
思いついた句をメモするのはもっぱらスマホのメモアプリで、出句の何倍とある膨大な捨て句が記録されているのだ。
過去の結社投句もすべてスマホにデータ化されていて、たまにはメモデータを整理しないと後から読み返したり検索したりするには邪魔ものでしかない。
なかには、俳句の形をなしていないが種になりうるものがあるのでなかなか踏ん切りがつかないのであるが、ここでもモノ同様もしやもしやで増えるしかないものをバサッと捨てることにした。
こうして整理して気がついたことがある。5月号で採用された句を6月号にも重複投句していたのだ。編集長に言ってもし採られていれば下げてもらうしかない。

“重複” への2件の返信

  1. 書き溜めた膨大な句のメモを捨てるには忍びないですね。
    スマホではどのような整理機能があるのかわかりませんが溜まりすぎると整理に困るのは物と同じですかね。

    暑さを避けての早朝ウオーキングで気づいたのは今の時期のホトケノザがとてもきれいなこと。
    白色が勝っていて真ん中に紅をさしたようなピンクがとても可愛く数本抜いて窓辺に飾ってみた。

    1. 姫踊り子草より遅れて開きますが、軍団に負けず咲いているのをみると勇気づけられる花でもありますね。
      ちょっと見には見分けつかないようですが、よく見ると分かる花です。

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