水揚げ

挿木して有耶無耶の齢かな

挿し木してみようと思いたった。

かつてやったこともある紫陽花の挿し木である。
挿木は春の季語だが、紫陽花にとっては成長期の今がいいタイミングとなる。
ただ、挿し木には条件があって、負担をかけないため最初は直射日光はだめで半日陰あるいは日陰においておく。二週間もして枯れずにいれば根付いて証拠でまずは成功である。徐々に日を当てて成長を促す。
とくに紫陽花は水揚げが激しいので、これらのことを守らないと失敗する確率が上がる。
一番いいのは雨の日が続くことであるが、そうでなくてもこの日陰で水をたっぷりというのを忘れなければまずは失敗はない。
二三年すれば紫陽花の庭ができあがるのであるが。さてどうなるやら。
「有耶無耶」は「ありやなしや」と読む。またもや「うやむや」とも。
先が分からないというのに笑われそうである。

“水揚げ” への2件の返信

  1. どういう訳か今年は我が家のダンスパーティが咲かなかった、こんな年は初めての事。
    今年買ったピンクの鉢植えは大輪の花を切り落とししばらく放置していたら新芽が出てきたので丁度今頃が地植えに適しているかもね。

    「有耶無耶」はありやなしや、もしくはうやむやですか。
    ありやなしやで思い浮かぶのは
       名にし負はばいざこととはむ都鳥わが思ふ人はありやなしや

    1. 「うやむや」にしてしまうという表現がありますね。これはあるかどうか分からないもの、どうせ分からないなら放置してしまえというような態度をいうのでしょうかね。
      都鳥に言問いしても答は分からない、帰ってこない。「むにゃむにゃ」なのかもしれません。

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