足の置き場

さきがけの踏むをためらふいぬふぐり

下草がまだまばらのうちから顔を出してきた。

青い空に呼応するようなコバルト色のイヌフグリが吹いてきたようである。
芝はむろん枯れたままで、わずかひとつふたつ咲いていただけでも目に飛び込んでくる。盛期には足の置き場もないほど咲き群れるのだが、今は余裕を持って避けて歩ける。
舗装された順路を歩きたくないので芝生部分を選んで歩くようにしているが、草に気兼ねなく大手を振って歩けるのは今のうちだけである。

“足の置き場” への2件の返信

  1. 窓から見る土手はまだまだ冬枯れの茶色一色です。
    そんな中、高齢者とみられる方々の散歩が結構多いです。
    健康志向の軽い運動習慣に散歩はもってこいです。
    イヌフグリが見つかるかもしれませんね。

    1. 平日の公園はお年寄りでいっぱい。土日はファミリーに譲るのが自然でしょう。
      明日は場所によって4月の陽気とか。当地の桜前線は3月25日の予想が出ました。数日の春を楽しみに。

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