江戸の粋

街灯のオレンジ淡き白つつじ

久留米、平戸と間を置いて咲く。

いずれも白のものだが、庭がいちだんと明るくなって春たけなわの趣が深くなる。
名前からいずれも九州で改良されたものだが、品種改良は江戸時代にさかのぼるらしい。朝顔などもそうだが、江戸時代の人たちはなかなかの風流人だと言えまいか。平戸などはおおぶりで派手やかだから、もっと植えておけばよかったかなとさえ思えてくる。
躑躅が終わると次は皐。ことしは順調に若葉を広げているのでいつもよりたくさんの花を楽しめるかもしれない。
そうそう、満天星は白い花に若葉がミックスしてきていよいよボリューム感が出てきた。夏は近い。

“江戸の粋” への3件の返信

  1. 花の移り変わりと共に季節も歩んでいくようですね。
    これからはツツジの出番ですね。
    ツツジもいろいろ種類が多いようですが満点星はドウダンと読ませるのですか?
    明日は今年初の夏日になるとか・・・

    1. 「どうだんつつじ」と読みます。白一色の鈴のような花が先に咲いて、フェードアウトするのに合わせて花がフェードインしてくる端境期。毎日の変化を見るのも楽しいですよ。

  2. ドウダンツツジの咲く土手を散歩しました。
    本当にちっちゃいスズランのような真っ白い花がいっぱい。
    この葉っぱが秋になると燃えるように紅葉するなんて俄かには信じられないぐらいです。
    他のつつじももうすぐ見頃です。

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