茄子苗を日なたにうつす雨上がり
素人の苗づくりはむずかしい。
ほんのわずかしか作らないのだから、苗などわざわざそだてることなく買えばいいのだが。育ててみたい種類にこだわると、やはり種から育てるしかない。
問題は温度管理である。素人ファーマーはハウスなど本格的な設備がないのでいろいろ工夫しなければならない。昼間は日なたを求めてあちこち移動し、夜は夜で部屋に取り込み保温に工夫したり。
二ヶ月以上もこんな繰り返しがつづくし、苗など買ったところで100円からせいぜい300円くらいだから割りにはあわないのだが、安心できる野菜育てには得体の知れないものを極力避けたくて、これもこだわりというか、もはや贅沢ともいっていい野菜づくりを楽しんでいるのである。
種から育てるのは苗を植えるのと違って醍醐味があるのでしょうね。
昔、米作りをしていた亡き祖父や両親はやはり籾から苗を育てていましたね。
今のように農協から育った苗を買うのではなかったと思います。
手間も暇もかかりますが農の原点もと言えるような方法は言い知れぬ苦労があった事でしょう。
その土地固有の種というのが今見直されています。大手種会社のものは均一な作物で大量生産、肥料がっつりを前提としたものがほとんどで、素人が無農薬で育てるには難があるものが多くなります。そこで、栽培時期が限られるとかいろいろな制約はあるとは言え、その土地の地質、気候に合わせて昔から作られてきたものがSDGsにかなった作物と言えます。
本来の胡瓜の香り、味、トマトの香りと味が懐かしく、そういった種を選んで育てていますがどうなることやら。
茄子苗を日陰に移す日照りかな
今度は暑さ続きで、振り回されますね。
洒落はさておいて、
「贅沢を楽しむ」
言い得て妙ですね。苗一本を手作りもそうなら、野菜を買わずに家庭菜園に挑戦も姿勢は同じ。買った方が安いのは明らかなんですが。
「ぽつんと一軒家」なんかでも、ゼロ円生活を楽しんでおられます。まさに「贅沢を楽しむ」ですね。
電話が鳴り、さつまいもの「シルクスイーツ」が入荷しましたとの報。これなんぞ、改良に改良を重ねた新品種。収穫時期のおいしさも、さるものながら、熟成が進むとこれはもう醍醐味そのもの。シーズンより1か月も早くなるのは気温のせいか、業者の競争のとばっちりか。
早ければ早いなりに、二番茶ならぬ二番植えなんていう余禄もあります。
茄子苗には強い日差しは禁物なんでしょうか。
最初に蒔いた茄子の育ちが悪く、今度は土を換えまき直しです。うまくいけばリレー栽培?(笑)
「シルクスウィーツ」ね。名前からして極上の甘みを想像してしまいます。固めのホクホク系、たとえば「紅吾妻」が好みなんですが当地では手に入りません。安納芋は甘すぎて手が伸びないのでチャレンジするのは悪くなさそうです。
甘さの紅はるか、舌触りのシルクスイート、バランス型の安納芋と言うらしいです。私は農業屋で、買ってます。
オンラインショップでよく見かける店ですね。のぞいてみると、藷苗にもウィルスフリーありとか。世の中進んでます。
天麩羅に合う藷が最高にいい藷!