羽織るもの腕に抱へる朧かな
暖かくなったとはいえ夜はまだまだ。
帰りの時間を思って羽織るものを一枚多くして出たが、この風もない春の夜は以外にあたたかい。
日中ほてった体の勢いもあって出番はなかった。
当地は今日も夏日。ちょっと体を動かすだけで汗ばんできて、体が暑さに慣れてないせいかすぐに疲れてくる。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
羽織るもの腕に抱へる朧かな
暖かくなったとはいえ夜はまだまだ。
帰りの時間を思って羽織るものを一枚多くして出たが、この風もない春の夜は以外にあたたかい。
日中ほてった体の勢いもあって出番はなかった。
当地は今日も夏日。ちょっと体を動かすだけで汗ばんできて、体が暑さに慣れてないせいかすぐに疲れてくる。
当地は夏日どころか真夏日寸前の暑さ、明日は少し空気が変わるとか・・・
ある新聞の俳句投稿欄で八十代男性の句です。
日に三句十七年や日脚伸ぶ
hodakaさんを思い浮かべました。
同じ紙面の歌句のことば欄で「潦」の字があり「にわたずみ」とありました。
現代人の日常では死語となりつつあるが詩語として今も生きているそうです。
ご存知でした?
私は初めて聞く言葉でしたが溜まったり流れたりする雨水のことで要するに水たまりを指すそうで万葉集にある枕詞でもあるとの事。
そして2017年7月の本紙俳壇に掲載された俳句
花散りて押し絵のごとく潦
その後の9月の歌壇では
知らざりし言葉のひとつ「潦」新聞の記事切り抜きており
以上のような新聞紙上での俳句、短歌のやりとりが生まれたそうです。
知らなかった言葉を知るのは面白いし今なお新鮮です。
でも悲しいかな、すぐ忘れてしまう現実があります。
潦
一日三句17年。とくに17年というのはすごいですね。私はまだ10年。遠い嶺です。
「にはたずみ」。俳人が好んで使う言葉です。同じように「日照雨(そばへ)」。言わば「狐の嫁入り」です。「たもとほり」もよく使います。下五に据えることが多く、「漫歩、そぞろ歩き、徘徊」そんな意味で、万葉時代からの大和言葉です。数えだしたらきりがないくらいありますね。
聞いたらあとは使うだけ。使えば覚えてしまうものですよ。