一瞥を捨てて恋猫過ぎりけり
叱られて雨に降られて春の猫
出没するようになってきた。
一般に猫は雨を嫌うので今日のような日は確率が低いが、それでも雨の隙間をねらってやってくる。
年によっていろいろな雄猫がくるが、今年のはキジ虎でそれなりに体格はいいのでどこかで餌をもらっている奴だろう。こいつはあまり頭がよくないようで、近づけば必ずみぃーちゃんを呼ぶ声をあげるのですぐ発見されてこの家の主人に追っ払われるのである。ときにはみぃーちゃんハウスに入り込もうとするので油断がならない。
花粉が飛び交うシーズンが終わるまでは毎日のようにつづくので、しばらくは辛抱の期間である。
ボチボチ恋の季節がやってきましたか。
我が家の周辺もそれらしきのがウロウロ、これ以上増えてほしくありません。
地域猫として避妊去勢して命をまっとうしてやろうと人々もいます。ただ、全部そうしてしまうと在来の猫害なくなるわけで、それはそれで寂しいものです。
血統猫ばかりになって日本猫がいなくなるのもどうかと思いますし。