勸請縄のある集落

畑打つや信貴畑しぎはたといふ山の腹

生駒山スカイラインという道路は早くあるが、その生駒山地の少し下ったところに立派な農道が走っている。

信貴山中腹から平群元山上口辺りを結びフラワーロードと呼ばれる比較的新しい道路だ。
平群町は小菊の産地で、山の畑でも小菊が盛んに作られているのだろう。
菜園から顔を上げると、古くからある集落・信貴畑の一画が望める。歩けば自宅から30分ほどで着くだろうか。信貴山奥の院、あるいは信貴山頂へぬける道があり、生駒線竜田川駅と信貴山口駅を結ぶハイキングコースでもある。人がなぜこんな山の中腹に集落を作ったのか分からないが、勸請縄があることからも相当古い集落であるのは違いない。
平群の集落とは距離を置き、何世代にもわたってここに畑を打って生きてきた人々がいる。

“勸請縄のある集落” への2件の返信

  1. ハイキングの好季節がやってきました。
    先日、正平さんのこころ旅で久しぶりに奈良編をみて懐かしく感じました。

    コロナ禍ですっかり出不精になり必要最小限しか出かけなくなった今、なかなか実行に移す気力が湧いてきません。
    これも老化のなせる業でしょうか?

    1. 奈良編は飛鳥に始まって郡山で終わる、私にとっても大変身近な番組でした。平群は、元山上・千光寺付近の里山が目的地でフラワーロード終点からさらに上に登ったところでした。
      とくに遠くに出かけなくても身近なところで自然に触れているだけで十分満たされるものですね。

ほだか へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.