学らんにあふるる古刹葱坊主
ずんぐりとした葱坊主が花を咲かせている。
そんな季節だ。葱坊主は若い頃なら天麩羅にしてうまいが、花が開いては葉身も固くなってうまくなくなる。
九条ネギなどは株分けして植え替えれば再生して繰り返して使えるので重宝する。余ったものなどは野菜のコンパニオンプランツとして使えるので無駄にするところもない。一度種まきしたら永久に使い回しできる便利な野菜である。
観光シーズンとなって、県は観光客を呼び込むのに一所懸命税金を使っている。とくに修学旅行生の多い当地では修学旅行生にも一人2,000円の補助金を出すという大盤振る舞い。学ラン諸君が古刹を行儀よく巡る様子などはさながら葱坊主の列を思い起こさせる。
今朝は薄手のコートが必要な気温であった。
珍しく電車を利用して犬山へ行った。
新しくできたインディゴホテルでランチ、木曽川では鵜飼のシーズンが始まる準備がされていた。
国宝犬山城をバックに抜群の眺め、そしてこれも国宝如庵でお抹茶をいただいた。
織田有楽斎ゆかりの庭園は新緑が眩しいばかりの美しさで久しぶりにのんびりと過ごすことができた。
犬山というところは行ったことがないのですが、モンキーセンター、お城以外に見どころがあったのですね。もっとも京大の霊長類研究所が閉鎖されるとの話はどうなるのか気になるところです。
学らんにあふるる古刹葱坊主
連休初日に生駒に住む義姉が逝去、葬儀は富雄でやりましたが斎場(焼き場)が今年できたばかりの百毫寺から三重の針方面に向かった山腹の「旅立の杜」。連休の奈良は大変な人出で、奈良市内を横断するのに大変な時間がかかりました。いつもの人出と違うのは、外国人それに修学旅行生の姿が見えないこと。この上、補助金を出して修学旅行生を呼び込むなんて、もう奈良は溢れかえりそうですね。
この斎場は完成に至るまで地元の反対などいろいろ紆余曲折があり、それに不当な高値で土地を売買したと市民グループが市長と売り主を告訴して、いまだに裁判で争っています。
気の毒なのは市長で、永年懸案の斎場のためようやく完成にこぎ着けたのに億の単位で弁償しなければならない一審判決が出ました。彼にとっては一銭も懐に入ってないだけに辛いことでしょう。
余談でした。
修学旅行ではいまだに出発式なんていうのをやってるんですね。ニュースで知りました。