みすぼらし

強東風に白梅いとどやせにけり

あれほど爛漫と咲き誇っていた白梅が一気に吹き飛んだ。

曇り空とはいえ昼頃まではいかにも春のあたたかで何をしていてもストレスを感じることはなかったが、午後から青空がのぞくようになって風が冷たくなって一気に体感温度を下げてしまった。
梅はと見ると朝とは様子がどうも違っておかしい。枝にびっしりとついていた花片が俄然減ってしまったのが原因のようだ。
それにしても梅というのは一気に散ることもあるんだと知った。風さえなければはらはら散る風情は桜にも負けないと思っていたが、こうもあっけらかんと吹き飛ばされてしまうと急に梅が見窄らしく見えてしまうのだった。

“みすぼらし” への2件の返信

  1. 暖かさになれた体に午後の寒さは辛い、時々時雨たりするのが一層冷たい。

    そのおかげかどうか夜空を眺めてみたら西の空に金星と木星の接近が一直線にはっきり眺められた。

    1. 夜空は澄んでいましたか。天体ショーを見ることもないとはとんと余裕のない毎日かを反省しなければなりません。
      これからしばらく晴るらしい日が続くという予報。
      桜前線は意外に早く到達するかもしれませんね。

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