花冷や木戸に臨時の入山料
年々元気がなくなってきている。
町指定の文化財となっている、ある寺院の枝垂れ桜で推定樹齢二百五十年以上だという。
高台の南側斜面にあるので眼下に盆地が見渡せるが、いかんせん樹勢が弱っているようで見るにも気の毒になる。
町指定文化財とはいえ維持費をまかなうには十分ではないようで、この時期だけ入山料という名の桜保存資金を募っている。
我が家からはちょうど鎮守の森に遮られる位置にあり、行こうと思えばいつでも行ける距離だ。
鎮守の森の桜はこの天候で進行はゆるやかなようである。見頃は週明けとなりそう。
時々降る雨に昨日とは打って変わって花冷えの一日であった。
明日も雨模様だが来週一週間は桜花爛漫の花見ができそうである。
去年はなぜか花見の印象があまり記憶にないので今年は心ゆく迄楽しみたい。
桜の保存も大変なようですね。
勢いのある桜と樹齢数百年のものでは若者と老人の差ほどにもなるのでしょうね。
せっかく開き始めた桜もこの雨がうらめしそうです。
今日通りかかった町内会館の桜がいつもより貧弱に。引っ越してきた当初は立派な枝振りもどうしたんでしょうか。染井吉野の寿命は短く、いっときの隆盛はどこへやら。