山門を桜かざしに浄瑠璃寺
当尾の里は鶯盛り、桜盛り。
浄瑠璃寺の山門はごく小さいが、手前に桜の枝が張り出してまるで花かんざしのようである。
このお寺は一年中花が絶えないが、やはりもっとも美しい時期は秋のようである。
圓内をぐるりと紅葉に彩られ、それがこの世と彼岸を結ぶ池に映えて、まさにこの世の浄土、浄瑠璃世界となる。
いっぽう春は樹木が葉を落としているので世界は明るく、とりどりの花が彩りを添えている。
帰りは鶯に聞き惚れながら折り返しのバスを待つのもまた楽しい。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
山門を桜かざしに浄瑠璃寺
当尾の里は鶯盛り、桜盛り。
浄瑠璃寺の山門はごく小さいが、手前に桜の枝が張り出してまるで花かんざしのようである。
このお寺は一年中花が絶えないが、やはりもっとも美しい時期は秋のようである。
圓内をぐるりと紅葉に彩られ、それがこの世と彼岸を結ぶ池に映えて、まさにこの世の浄土、浄瑠璃世界となる。
いっぽう春は樹木が葉を落としているので世界は明るく、とりどりの花が彩りを添えている。
帰りは鶯に聞き惚れながら折り返しのバスを待つのもまた楽しい。
ウナギを食べて温泉に入りそして墓苑へ。
まさに桜花爛漫、常楽我浄の世界でした。
「極楽浄土にいるように何の心配もなく、のどかな生活」。こうありたいですね。
山門を桜かざしに浄瑠璃寺
義兄の実家が和束で、住まっていた京都から訪れるついでに、何度か、この浄瑠璃寺に立ち寄ったものです。
だから、このお寺さん、奈良の、ではなく、山城のお寺さんと(今でも)思っていますが、何故こんな辺鄙な山城の国に、且つ、狭い寺域に、かくも立派な本堂、九品仏、三重塔があるのか不思議なまま、今に至っています。桜の季節に、是非、訪れたいですね。
“桜かざしに”というのが小振りなお寺に似合い、とても綺麗な句です。
低い平城山を越えるともう山城国です。
和辻の「古寺巡礼」には、平城の宿から下駄履きで峠を越えて訪れたという記述がありますね。昔の人間の足なら2時間弱くらいでしょうか。難儀したとはいっさい書かれてません。いまのバスでは近鉄奈良駅前から4〜50分もかかりますが。