習慣化

春眠をなでゆく猫の息吹かな

眠い朝が心地いい春である。

その深い眠りをむさぼっているうちに、やがて猫に鼻息をかけられれば終わることになる。
家人にたたき起こされるに比べると憎めないのがいい。うつらうつらしながら猫の喉などをあやしているうち、不思議に目が覚めてしまうのである。
目が覚めたらつぎは朝飯を早くせいとあおられるのであるが、いい意味で一日のリズムをきざむ第一歩となる。あとは自然に体が動いて、猫トイレの交換、同掃除、そしてその間用意してもらっている朝食のテーブルにつく。そのあとは身支度をととのえ、勤行、猫のブラッシング、部屋の掃除、ゴミの日はごみ出し。毎朝この繰り返しである。どれかひとつでも順序が狂ってしまうと、なかなかリズムを取り戻せない。そのくらいルーチン化、習慣化しているわけだ。
これらが全部終わるのが八時半頃。ようやく自分の時間となるのである。

“習慣化” への2件の返信

  1. ネコちゃんのおかげで朝のリズムがうまく回っていますね。
    私は家人の出勤が早いおかげで午前中にすべてが片付きます。
    午後はもう昼寝をしたりすべてが自分の自由時間、こんな老後が来るとは思ってもいませんでした。
    習慣化してしまうとそれが崩れるとなんだか気持ちが悪く落ち着きません。

    1. 猫当番が一日の起点となってるのも、体内時計を整える健康維持には役立ってるのでしょうね。どこにも行けませんが、猫当番の札はおろせません。

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