一喜一憂

発芽率百とは言はぬ種袋

そろそろいろいろな種を用意する季節。

夏が来るのがぐんと早まったので、気の早い人はもう苗作りにかかっている。
家庭菜園などで毎年苗から作っていると、一回買うと一年で消化しきれないほど量が多いので、殘りを再利用することになるので二年目からはそんなに多くを買う必要はない。
問題はその殘りの種を使った発芽率である。たいがいは有効期限(ほとんど一年)が記されていてそれを過ぎると発芽の保証はない。
種袋には容量と有効期限、発芽率が記入されているが、この発芽率だって百パーセントと書いてあるものはまずない。安全サイドに立ってだいたいが八十パーセントと低めに設定されている。
腕前によってこれが百近く出す人と、下手するとゼロ、つまり発芽失敗する人に分かれる。
だれがやっても種類によって発芽の難しいものもあれば易しいものもある。
一喜一憂しながら種をまくのもまた楽しいものである。

“一喜一憂” への2件の返信

  1. この調子でいけば米つくりの時期も早まるかもしれないですね。
    私が幼いころは6月が田植えだったような気がする。
    なので学校が農繁期休みになるのも6月の中旬一週間ぐらいだったような?
    そして昭和47年生まれの長男はで5月下旬生まれで田植えの時期であった。
    今はゴールデンウイークに田植えは終わっている。
    今年は一体どうなるのだろう?

    発芽率80%の種を100%にするかゼロにするかは腕次第ですか、楽しみですね。
    年々腕は上昇しつつあるのではないでしょうか?

    1. 伊勢平野の米はもう八月には刈り取りまで行ってますから驚きです。品種改良が進んだおかげでもあるんでしょうが、これからはもっと暑さに強い品種の誕生が待たれるところです。
      自家製の種、つまり種取するまでうまく行ったのは発芽率良好です。とくに、発芽さえうまくいけば成功と言われるほど難しい人参も、自家製種なら百パーです。

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