忌日また四年に一度二月尽
朝から運転免許証発行ができないトラブルがあったそうな。
うるうの処理のバグが原因という発表だが、金融システムとちがってとりあえず有効期間の延長で回避する程度で済んで、不幸中の幸いというべきか。
かく言う私めも、プライベートで楽しんでいるウェブ句会の当月締め切り日をうっかり28日に設定してしまったことで、句友には大変迷惑をかけてしまったのでおおきな顔はできない。
出生届には今月の29日生まれを嫌って前後の日を書き込むことがあると聞くが、死亡届にはそういう話しは聞かない。其角などは旧暦2月30日であったそうだが、当時はうるうなどという概念はなく今となってはいつをもって忌日としているのだろうか。
2月29日をどうとらえるか人それぞれ。
4年に一度を貴重として福(29)と捉えるも良し。
トラブルを避けさえすればどうってことはない。
家人は記念日として4年に一度、郵便局あて風景スタンプを依頼しているようであるが私は一日損派である。
29日生まれは気の毒とも、また稀なことで結構とも言えて、単なる傍観者たる私には話しのつまみたいなものです。