萩の芽や白とこたへん人問はば
冬の間前から気になっていたのだが、ようやく分かったことがある。
河川敷には根元からすっぱり刈られた株がいくつもの塊になっており、人工的な植栽だとは分かるものの、これは一体何の草木なんだろうとかねてからの疑問があった。このたび通りかかると、ちょうどシルバー人材センターの人たちが屈むように作業しているので思い切って尋ねてみたところ答えは萩であった。せっかくの芽吹きが雑草に覆われてはいけないので、今のうちに株の周りだけ雑草を引いているのだと言う。
そう言えば去年の冬もそんな疑問を持ちながら、春になってからは散歩から自転車になってしまったので芽が伸びて成長した姿を見ていないのだった。何色の花が咲くのかは聞かなかったが、萩とくればそれは白でなくてはならないだろうと一人勝手に思うのだった。
漢字あるある。
萩、荻。
読み書きの区別が付きません。
画像を見に行きましたが、何とも愛らしい花でした。
紫のものが多かったですが、白の方が私は好みです。
放置で育つのであれば庭に植えたいと思う程です。
萩(はぎ)と荻(おぎ)です。荻はススキに似ていますがもうちょっと背が高く湿地などに生えます。萩はお月見とセットもの。白とか赤とかピンクとか小さな可愛い花は萩で、「萩の寺」など名所が多い。荻は茅葺きの材料などにも使われるようです。
萩を放置するとぼうぼうになってしまうので禁物で、冬に入ったら根元からバッサリ切ってやります。春の今頃には小さな芽をつけてるよ。
河川敷や堤防の土手にある赤紫色の萩は野生の萩でしょうかね。
芽吹きの頃は全く気づきません。
秋に何色の花を見せてくれるのか楽しみですね。
白萩、紅萩 やはり白が清楚で風情があってすてきですね。
ちゃんと手入れをしてくれているのですね。
コンクリートブロックで一面補強された堤防が完成しつつありその上に土を置き芝生を植え始めました。
味気ない堤防が少しはマシになってこれから緑に覆われるようですが工事期間が延長するばかりで散歩も自由に楽しめない状態です。
無彩色の河川敷もやがて様々に彩られる頃、散歩も楽しくなりそうですね。
無機質なものというのは人間の情緒を著しく後退させてしまいます。それでなくても殺伐とした社会なので、土に親しむことが大事でしょう。