泥はね

雨だれに勿忘草のお辞儀かな

軒下に植えてある忘れな草を雨だれが打つ。

泥はねの跡がかわいそうだからと周りにもみ殻を敷いてやったら、もう泥はねはかからなくなって薄汚れた白い花もきれいになったのだが、ときおり落ちてくる雨だれに花柄がぴょこんとお辞儀してはまたもとに戻るのを繰り返していた。

“泥はね” への6件の返信

  1. 忘れな草、どんな花だったかな?
    確か我が家にも植えたはずなんですが・・・
    そこで検索してみたらブルーや白の可憐な花でした。
    泥はねは可哀想ですがお辞儀を繰り返す姿は愛らしいですね。
    雨に弱いのはもっこうバラも同じです。
    垣根を覆う様に真っ白に咲いた今が一番きれいです。
    紫色のシランも咲いてきました。

    1. 勿忘草は小さな花ですからね。なかなか人には気づいてもらえないかもしれません。家人が好きで植えたものです。紫蘭も好きで今年苗を植えたばかりですがあんまり元気ないですね。
      これからしばらく、いろんな花たちが賑わせてくれそうです。

  2. 忘れな草と聞くといつも忘れ草を連想してしまいます。
    忘れることも忘れないことも大事でしょうが、もうこの年になったら楽しいことだけ忘れない、後は忘れるってことで行きましょうかね。

    1. 忘れ草とは萱草の仲間なんですよね。旧居の庭に年々咲きましたし、佐渡の海岸一面に咲いていた萱草を思い出します。鮮やかな黄色が印象的です。
      こういうきれいな思い出はいつまでも消えることはないようです。人間てうまく出来てるものです。

  3. “勿忘草”とは何とも寂しそうな名前だけど、由来を調べたら納得でした。
    似たような名前で”都忘れ”というキク科の花を連想しました。かつて我が家の庭にあって、紫の花を咲かせ、繁殖力が旺盛で、地下茎で横にどんどん広がって繁茂したのを覚えています。この花も名前の由来どおり、悲しい物語がついていますね。
    花を地植えにした場合、小さな可憐な花は泥はねに傷めつけられるので、かわいそうですね。もみ殻を敷いてあげて、勿忘草もほっとしたことでしょうね。

    1. Masaruさんの庭は花が多いようですね。30年近く住むと木の種類も多いんでしょう。植樹して見られる姿になるまで10年はかかるでしょうから、余命を考えると多くを植樹する気は失せます。ぼちぼちやってます。

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