初雲雀揚げると見えて降りにけり
分譲地為歩きたまひ初雲雀(ぶんじょうちしありきたまいはつひばり)
玄関を開けて外に出た途端、雲雀の囀りが聞こえた。
顔を上げて場所を確認するまもなく、ひらりと降りてしまう。あとは、まだ裸同然の更地を逍遥するかのように歩いている。まだ気温5度の朝。高く舞い上がって名乗りを上げるほどの気分には遠いのかもしれない。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
初雲雀揚げると見えて降りにけり
分譲地為歩きたまひ初雲雀(ぶんじょうちしありきたまいはつひばり)
玄関を開けて外に出た途端、雲雀の囀りが聞こえた。
顔を上げて場所を確認するまもなく、ひらりと降りてしまう。あとは、まだ裸同然の更地を逍遥するかのように歩いている。まだ気温5度の朝。高く舞い上がって名乗りを上げるほどの気分には遠いのかもしれない。
もう雲雀の囀りですか、早いですね~
草花といい生き物といい、すべてに奈良の方が早く感じられます。
気候よりも住環境のせいかもしれません。
それともひょっとしたら観察力かもね・・・
環境の違いでしょうね。住宅地のすぐ後ろに生駒山系が控え、左右は田や畑、前に大和川。自然たっぷり。ただ、この冬は去年あれほど楽しませてくれた鵙とかジョービタキがほとんどみられないのが不思議。雲雀は更地のあちこちで遊んでいます。
そういえば雲雀の鳴き声を久しく聞いたことがないな。
子供の頃は麦畑や野原でよく見かけたけど、今住んでいる地域には住宅地ばかりで、雲雀が巣を設ける環境にないからかな。
大雪もかなり融けて、北側の日当たりのよくないところに残るだけとなってきました。
雪解けに合わせるように、いつもの早朝散歩で通る民家の庭先の毎年蕗が生える場所に蕗の薹が顔を出していました。
また、お隣の沈丁花の赤い蕾のなかにポツリポツリと白い花を咲かせているものが見られました。
我が家の庭にもヒヤシンスが地面から頭を出すなど、春は確実に近付いているようです。
伊豆河津町の河津桜も昨日時点で5分咲きになったそうです。
しばらく雪に埋もれていたでしょうから春模様ひとしおですね。当地も庭の梅は満開。恋猫が通りかけては賑やかな声を聞かせてくれます。昨日あたりから暖かくて春気分いっぱいです。
いつもの公園に行ったら双眼鏡の二人のおじさんがいて、鳥に熱中していました。不思議だと言い合っていました。
コゲラがいるのだと教えてくれました。海に近い住宅地にもコゲラはいるのですね。
帰宅してから近所の一人暮らしのかたに話したら、すぐに見にゆくと言って出かけました。
花や鳥の話題はいいものだといつも思います。
コゲラは四十雀などとよく一緒にいますが、鳴き声が「ギュッギュッ」と聞こえるので見分けが簡単です。ときどきカタカタと枝を打っている音も聞こえます。海の近くでもいるということですが、ここでも鳥たちの市街化が進んでいるのでしょうね。
単調になりがちな散歩に小鳥たちの声が加われば楽しいものです。森歩きもしたくなるような陽気です。
おっ、もう雲雀がいましたか。大分暖かくなってきたのでそろそろかと思ってたのですが早いですね。
自然環境豊かな大和盆地で四季を愛でながら日々を暮らす。いうことないですね。
さすがにピーチクパーチクというわけにはいかないようですが。ささやかなことから季節の先取りが楽しめます。