熱を帯びたような

雨止んで黒さ増したる焼野かな

畦や草を焼いたりして春の訪れを待つ。

害虫を退治し、灰が有効な肥料ともなって実りをさらに確実にするための野良の仕事である。このあと、田や畑の土を起こしいよいよ今年の農の本格的な始まりとなる。

野焼きの畦が雨に濡れて、その黒さがましていた。濡れてはいても、この時期特有の、どこか熱を帯びたような春の色のようにも見えるのだが。

“熱を帯びたような” への2件の返信

  1. 今頃が野焼きの時期ですか。
    堤防の斜面も何年かごとに管理者が焼いています。
    草刈機のような器具を用いて焦がすように焼いていました。
    今年はまだ見かけませんが・・・
    言われてみれば確かに焼野の雨は燻ぶったような熱を感じますね。
    これも春の兆しなのでしょう。

    雨上がりの今朝は遊歩道にミミズの死がいが気持ち悪いほど転がっていました。
    これは鳥の格好の餌になるのではないでしょうか?

    1. 土の色が変わってきました。昨日などは寒いといわれる宇陀でも厚い上着は不要なほどの暖かさ。ミミズは土の中の居心地が悪いときでしょうか。あるいは移動シーズン?夏には熱したアスファルトの上で干からびたのをよく見ますが。

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