八幡さんを守るもの

竹林の骨の軋みて春寒し

竹林は大騒ぎである。

風まだ冷たく高さおよそ10メートルに達しようかという孟宗竹が右に左に揺さぶられている。まるでこちらに倒れてくるのではないかというくらい揺れている。そしてその竹のバキバキという音はまるで骨を軋ませた悲鳴のようでもある。

竹林は身をもって重文の八幡さん社殿の後背を守っている。

“八幡さんを守るもの” への4件の返信

  1. 鎮守の森がどこにもありましたね。(今でもそうでしょうが)
    神様を風などから守っていたのですね。
    子供のころは夏涼しく良い遊び場でした。
    孟宗竹もその役目をするのですね、強風だと10メートルの竹は強くしなって凄まじいでしょうね。

    1. 今や竹林の手入れだって難しい時代です。八幡さんの竹林だって辛うじて手が入ってるという感じでした。本殿が重文でも、竹林などその他はいっさい氏子の負担ですからね。「宮座十人衆」という銘が献灯に彫ってありましたので、昔から氏子十人衆が守ってきたのでしょう。
      それにしても竹の腰が強いのにはあらためて驚きでした。

  2. 八幡さんを守る竹林、まさにそうなんですね。先日皆で石清水八幡さんを訪れた時エジソン記念碑があってエジソンは八幡さんの竹をフィラメントに使って電球を発明したのだと知りました。八幡宮を取り囲む竹林はボランテイアの人で手入れされており境内に守る会の出店があり竹細工など売ってました。まあ竹はバンブーですから何となく八幡さんと語呂が合ってるのかもしれません。

    1. エジソンの竹は山崎だとばかり思ってましたが、石清水八幡さんのものでしたか。
      そう言えば「八幡船」と書いて「バハンセン」って読ませる船がありましたね。バンブー->バハン->ハチマン。似てないことはないですね。

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