福のお裾分け

砂舞へば神の喜ぶ春祭
春ごとや砂浴びせかつ浴びせられ
春事の砂かけあうて童心に
春ごとや歳顧みぬ砂遊び
松の葉を斎庭に並べおんだ祭

今日2月11日は廣瀬神社の砂かけ祭り。

昨年も取り上げた春の予祝行事。御田植祭(おんだ祭)である。考えてみれば昨年はずいぶん多く詠めたものだ。今年は昨年に比べ低調に終わった。
おまけに神事の最後に撒かれる福苗も福餅も一つとして授からなかったが、句友の優しい人から苗のお裾分けをいただくことができたのは幸いだった。

“福のお裾分け” への4件の返信

  1. 福はひとり占めしないでお裾分けしたいですね。
    神社や戎さんのお餅まきでも拾えずにがっかりの子にお裾分した時の笑顔を見るのはうれしいものです。

    1. この苗を、田を作る人は水口に、田のない人は玄関におけば災いのない一年が送れると言うことです。

      福分けて皓歯のぞかす春祭

  2. 各地で色んな春祭があるのですね。福苗を玄関にですか。信心、大事ですね。

    1. その通り、信じるとか信じないの問題ではなく、ありがたくいただいたものを大切に扱うということでしょうか。玄関前においてある正月用鉢(花はまだ枯れてません)の脇にさしておきました。

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