机上

春塵の小口になじむ初版かな
春塵や書架の小口のことごとく

日中窓を開けるようになった。

机の上に積んだままの文庫本やら新書本など、久しぶりに開こうものなら何やら埃っぽい。アマゾンで買った谷崎の「吉野葛」など中古本だったせいか小口の色も煤茶け、活字の小さい初版ものだったりする。こうなると弱った老眼には手に負えなくてまた元に戻したらそのままさらに埃をかぶることになる。

“机上” への4件の返信

  1. 冷たい雨、残念ながら今日はまた穴に閉じこもりでしょうか。
    私も最近もっぱらアマゾンの中古です。他人のものから自分ものにする意味ですぐ書き込んだり印しをつけまくったりしています。

  2. 会社の仕事がパソコンを頻繁に使うようになって、小さな文字が見づらくなって、遠近両用眼鏡を愛用するようになって久しいのですが、文庫本や新聞の活字が大きくなったのに慣れると、たまにかつて読み終えた文庫本を引っ張り出して読むと、活字が小さいため目が疲れるね。
    毎年人間ドックにいっているのですが、昨年の聴力検査で初めて高音部が聞きづらくなっている状態がわかり、合唱をしている身にとってはショックでしたね。
    加齢に伴って出る症状だそうですが…。

    1. 誰でも通る道のようです。ハメ何とやらとも言いますしね。体と相談しながら上手につき合っていきましょう。

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