尊厳と誇り

蒲公英や仮設暮らしを強いられて

三回目の3・11忌である。

もう4年たったのだから国家予算に頼らず自助努力で復興を成し遂げよと言う閣僚も出るに及んでは、リーダーの「被災地に寄り添う」とのメッセージもどこかむなしくうつろに響く。
遅々として進まない被災地の復興。現地の人の尊厳と誇りを第一に優しく包み込む施策はこの先も欠かせない。

“尊厳と誇り” への4件の返信

  1. 困ったことになってますね。復興など誰しもの記憶に新しい2年ほどで荒っぽく革命的にやらなくてはならないものでしょうに。4年も経つともう過去でしょう。いつまでも過去を引きずっては生きていけないし。

    1. あの震災で学んだのは「自然の怖さ」です。それを忘れることの代償のいかに大きいか。
      この教訓の風化しないことを祈るばかりです。

  2. 昨日は鎌倉で19:00~21:00に「3.11追悼チャリティコンサート」があり行ってきました。今回が4回目にあたるそうです。
    合唱団の指揮者が二期会の会員でバリトンのソリストとして毎年出演しています。
    演奏会の冒頭は建長寺の高井宗務総長による般若心経の追悼復興祈願があり、会場の皆さんでお祈りをしました。
    出演者は鎌倉在住の演奏家が中心メンバーで、ソプラノ・バリトンの独奏、ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・筝・ホルンの独奏、ピアノ・コントラバス・サキソホーンの競演など、変化に富んだ素晴らしい演奏でした。
    合唱だけでなく、たまには一流の演奏家による生の楽器演奏を聞くのもいいですね。

    1. 心洗われる時間だったんでしょうね。僕は祈ることしかできませんが、それぞれの3・11を感じ取ることが大事ですね。

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