宇陀の万葉

万葉の歌碑に佇み春惜しむ

宇陀の句会の日だ。

時間があるので会場付近を散策していると思わぬ場所に万葉歌碑があった。
ここ宇陀市だけで16個はあるという万葉歌碑の宝庫だから、すぐに歌碑にぶつかるのも当然と言えば当然か。
宇陀の万葉と言えばやはり人麻呂の、

東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ
巻1-48

に代表されるが、「万葉の旅」(犬養孝)にも多く紹介されている。
宇陀市がなかなかいいホームページを公開しているので参考のために。
うだ 記紀・万葉

“宇陀の万葉” への2件の返信

  1. 宇陀市に万葉歌碑16個ですか。すごいですね。HP見せていただきました。ありがとうございます。

    「ひんがしの」、人麿の歌はやはりこれですかね。場所も由緒も分かってるし。この歌万葉仮名の訓読は色々あるようですが馴れ親しんだこの訓読が一番いいと思います。かぎろひの丘万葉公園、行ってみたいです。

    1. 他に、

      近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ
      巻3-266

      くらいしか知りませんが、やっぱり「かぎろひ」を代表歌にしたいですね。
      年末に、現地で「かぎろひを観る会」が開かれます。なにせ早朝4時からという行事ですので腰が引けてます。大河ドラマで有名になった又兵衛桜や元伊勢の阿紀神社も近いです。

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