花よりも幹

盆梅の古色然たる肌を愛づ

樹齢何百年という盆栽には驚かされる。

地球寒冷化、温暖化の歴史も乗り越えて、あの小さな世界に根をはって生きてきたのだと思うと、世話した何世代もの人のことも然りながら、したたかな生命力には脱帽だ。
また、幹や枝を見ると、まるで枯れ木のようで、とても花や葉をつけるようには思えないが、古色蒼然たる枝に小さな蕾がびっしりついているのはまさに奇跡ではないだろうか。

“花よりも幹” への2件の返信

  1. おっしゃる通り盆栽って正に奇跡だと思います。樹木の生命力と人の手間。ちょっと手を抜いたら終わりでしょうから。代々盆栽を相続してきた人たちは大変だったろうと感心してしまいます。

    1. 室内の餌と水やりくらいならまだしも、室外ではお天気との折り合いもありますしね。時間に追われる現代人の多くにはとても手が出せない代物です。金持ちと老人の趣味とされるゆえんでしょうか。

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