気付薬

停電の闇に沈丁それと知る

はっと吾に返るときがある。

考え事にふけっていても、この香りだけは特別である。
どちらかと言えば風のない日に強く匂うのだが、漆黒の闇のなかでもそれが漂ってくる方角はすぐに知れる。
その日の気分によっては、インパクトが強すぎて敬遠したくなるときもあるが、総じて気付け薬のようなレフレッシュ効果があるようだ。

車上で夜を明かす人たちに安らぎあらんことを。

“気付薬” への4件の返信

  1. 車で寝起きする人がエコノミー症候群で亡くなったという。
    もう限界に達しているのだろう。
    追い打ちをかけるよう更に強い地震が襲う。

    近くの県営空港からも今日は物資を積んで二往復の便が飛んだ。
    休暇で帰省中、地震に遭った乗客たった一人が係員に付き添われ
    降りてインタビューを受けていた。
    旅に出るのがためらわれる・・・

    1. 自分の身におきかえてみても、心身の疲労は相当なものだと想像できます。ここでも、長期的にみれば広域避難は避けられないのでしょうか。
      建設関係はそれでなくても人手不足、資材不足なので復興事業の大きな障害となるのではないかと心配です。

  2. 今回の熊本地震、本震が後から来るといい、小さからぬ余震が続発するといい、新しいことづくめ。大変さが伝わってきます。復旧復興にも時間がかかるでしょう。5年前の経験を活かし思い切った対策をとって欲しいものです。

    1. 毎日のように震度5では参りますね。
      ひずみがあったということですが、今回はまだまだ解消されないものが残ってるということでしょうか。

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