乾いた音

八月六日鐘鳴らす町ならぬ町
風炎の山吹き降ろし原爆忌

朝の一仕事が終わって一息ついていると放送があった。

行政の無線放送だ。テレビの中継に2秒ほど遅れるタイムラグがあるところは愛嬌だが、町民に黙祷を呼びかけている。
町によってはチャイムであったりするようだが、当町はどうやら広島の鐘の録音じゃないかと思えるような乾いた音に聞こえた。
それぞれの自治体ごとにこの日を悼むやり方があっていい。
個人もまた、それぞれのやり方で向かい合うがよいと思う。

“乾いた音” への2件の返信

  1. 今日8月6日は原爆忌、あの日から72年。

    昨年6月初めて広島を訪れた日の事を思い出す。
    行く前と行ってからの8月6日はやはり思いが異なる。

    台風が近づいていると言うがその気配が全くない。
    今日も青空の猛暑日、亡き母がそうだったように年々暑さに弱くなっている。
    朝刊を取りに玄関を出て以来一歩も外へ出ない日であった。

    1. この二日ほどのくらくらする高温はどうやら台風が押し上げてきた熱風のようですね。
      日本海側はフェーン現象、これをかつては「風炎」と字を当てたそうです。今日などまさにぴったりの日でした。
      これからも毎年、これよりひどくなっていきそうないやな予感にとらわれています。
      思いもしない熱中症騒ぎ以来、早めの対策をしています。ご自愛を。

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